ワイドレンズ、テレレンズに続き、iPhone用の高性能レンズのレビューの最終回(第三弾)です。
以前に書いたtokyo grapherのレンズ概要レビュー記事はこちらです。
mo-gadget-no-fan.hatenablog.com
ワイドレンズのレビュー記事はこちらです。
mo-gadget-no-fan.hatenablog.com
テレレンズのレビュー記事はこちらです。
mo-gadget-no-fan.hatenablog.com
今回は、最大倍率2.5倍の高性能マクロレンズです。(定価 3,850円 / もちろん、ガラスレンズ)
まず、このレンズで撮影したチャートご覧くださいな。
ワイドレンズと違って、若干の糸巻き歪みがありますね。
さらに、もう一枚
先ほどよりも倍率が上がって、歪みはほとんどなしです。(撮影距離もほとんど変わらず)
あんまり知らなかったんですが、iPhone Xでもマクロ撮影ができるんですね。それはデジタルズームを使ったもので、こんな感じになります。
上の写真と同じ倍率になるように撮影しました。ズームを使っているので、歪みはほとんどありません。
さらに拡大した写真をもう1枚、
ここまで拡大できるのは素晴らしいですね。(手持ちではちょっと厳しい...)
ここで注目すべきは、撮影対象物との距離です。
・マクロレンズを使った撮影では、およそ3cm
・iPhone Xのズームを使った撮影では、およそ8cm
となってます。
それぞれの欠点は、
・3cmの距離で撮影すると手ブレは少ないが、iPhoneが光を遮ってしまう場合あり
・8cmの距離で撮影すると光は遮らないが、手ブレが大きくなってしまう
ですね。
それと、気になるのが、デジタルズームで撮影するとノイズが多くなって、解像度が落ちるんじゃないかと思い、比較してみました。
まず、
次に、
驚いたことにほとんど違いはありませんでした。ノイズ除去が素晴らしいんでしょうかねぇ...
ということで、iPhoneを固定(三脚とか物に押し付けて撮影)出来るのなら、マクロレンズは不要ということですね。
最後に作例をどうぞ。
さて、1年半これらのレンズを使ってきましたが、どうも使用頻度がそれ程高くないんですね。
それは、
このように、これらをバッグに入れているから、じゃないかと思うんですよ。
つまり、レンズをカバンから出して、キャップを外して、iPhone Xに装着し、撮影。撮影が終わると元に戻すという作業が煩雑になり、使わなくなっていくんじゃないかと思います。
それを解消するのは、レンズ2個を収納できる
このレンズケースじゃないかと思っとります。ほんとか...
ポチるのは、もう少し考えてからにしましょうか (^ ^;;
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